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さいたま眼鏡技術研究所


角膜頂点間距離の調整

頂点間距離を短くする

 

原理はスネーク足を真上から見たときの水平Uの字の間隔の狭い、広いによって、
レンズ面からパッドまでの距離を変えていきます。

写真 J

スネーク頂点セマ.jpg  

頂点間距離を短くする方法は、まずNo.395にて、パッドを掴みます。(写真J)

次にパッドをレンズに押し付けながら、垂直に立てるようにしていきます。これで水平Uの字の間隔が狭くなります。

後は、パッドの形を整えれば出来上がりです。

 

写真 K

スネーク頂点セマ−2.jpg
 

写真 L

スネ短.jpg

 

頂点間距離を長くする

写真 M

スネーク頂点ヒロ.jpg

 

 

頂点間距離を長くするには、水平Uの字の間隔を広げてやれば良いので、写真Mの様にNo.632のUのカーブよりも太いヤットコ先を必要なだけ押し込んでやれば、だんだんとUの字の間隔が開き頂点間距離が長くなる。

最後にNo.395でパッドの形を整えます。

 

写真 N

スネーク頂点ヒロー2.jpg
 

写真 O

スネ長.jpg
 

適度な頂点間距離になるように、フレームを調整してきますが、鼻周りは、ほんと人様々です。例えば写真Nを見ると、随分クリングス足を立てていて、頂点間距離が長くなるんじゃないか?と思いそうですが、これでも短くて、さらに足を伸ばすケースなどもあります。

100人いたら、100通りのフィッティングがあります。既成概念にとらわれず、よく観察して、調整していきましょう。


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