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さいたま眼鏡技術研究所

 フレーム・フロントの水平位置

フレームの水平感

前傾角の調整に伴って、フロントの水平位置を確認します。

顔正面から見て、左右のフロントが水平でないケースは多くあると思います。例として下の写真を見てみましょう。写真aは向かって右側が上に上がっていますので原因を考えてみます。

写真a

写真b

1、お客さんの耳の位置が左右で違う(右耳が下にある)
2、フレームのテンプル(智)垂直角が違う
3、フロント・ブリッジが歪んでいる

上記の場合が殆どです。
いずれにしても、機能的(光学的)にもファッション的にも、正しい位置に直さなくてはなりません

 

 

顔正面から見て右が上がっている場合は、(向って)右側の傾斜角を浅くするか、(向って)左の傾斜角を付けるかのいずれかになります。

(上がっている方を上げるか、下がっている方を下げるか)

前傾角調整で習ったように、智側面の垂直角を動かしながら、正面からの見た目を直していきます。

どちらを選択するかは、現在ある姿より、もう少し前傾角を付けたいなら(向って)左側の智に傾斜角を付ける。また反対に、もう少し角度が浅くても良いな、と思えば、(向って)右側の角度を浅くします。

もちろん、全体的に前傾角をさらにたっぷりと付けたければ、向って右に少々傾斜角を付け、左はさらに多く付けることも有りえます。

 

フレーム全体の垂直位置

 

 

高さ高い
高さ低い


上の左右の写真を見比べてみてください。左右共にパッドはフィッティングポイントに乗っています。

しかし、左の写真は、足の上下の調整をせずにパッドの角度だけの調整、明らかにフロンが下がり過ぎています。(街でよく見かけます)そして右側の写真は、クリングス足を下げすぎてしまい、フレームが全体的に上にいき過ぎている例。見た目も悪いし、掛けている人も視線を下方にもってくると、視界がレンズから切れてしまい、具合が悪そうです。クリングスパッドは、ただフィッティングポイントの乗せるだけでなく、この様な全体のバランスも考えながら調整していきましょう。


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