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さいたま眼鏡技術研究所


モダン合わせ手順

★右側のモダン曲げ手順

モダン曲げ手順写真1 → モダン曲げ手順写真2
左上の写真の曲げは無調整の状態です。それを右の写真の様に「カクッ」と曲げる手順を紹介します。（但しあくまでも私の流儀です。）

 

モダン曲げ手順1 モダン曲げ手順2 モダン曲げ手順3
まず、ヒーターで軽く暖めて無調整の状態からモダンを真っ直ぐにする方向へ動かす。その時は従来あった屈折点を残さないで直線にしてしまうと曲げたい屈折点の目安がなくなるので、ほんの少し曲がりは残す。（熟練すれば真っ直ぐしても良い）屈折点のRは右手人差し指の親指側第一関節より少し上の部分で行う。この際は人差し指がヒーターの熱で熱くてもじっと我慢する。（写真を見ると人差し指にフィッティングダコが出来てる事が解る）その時角度は少し多めに付けてやるのがコツです。

 

モダン曲げ手順4 モダン曲げ手順5 モダン曲げ手順6
取り敢えず移動した屈折点は少し「カクッ」となっているが、まだまだ甘い。（写真左）この細さのモダンならばもう少し「カクッ」とやってみたい。次に先ほど多めに付けた角度を戻す様に右手の親指を屈折点より少し端に移動し「カクッ」を付ける。右の写真を見ると最初のようにダラダラをした屈折点でないので、見ていて気持ちがイイ。ほとんどの方がコレぐらいハッキリした屈折点で具合が良いのです。

 

★さらに左側のモダン曲げ手順

左側のモダン曲げ手順写真1 → 左側のモダン曲げ手順写真2
反対側の曲げ方も手順を追って紹介します。こちらも同じように屈折点は「カクッ」と曲げられるように練習します。写真なので2次元的にしか見えませんが、落込み角だけではなく、抱え込みの角度や形状も同時に考慮していきます。

 

左側のモダン曲げ手順1 左側のモダン曲げ手順2 左側のモダン曲げ手順3
右側と同じ様に落込み角を浅くします。この時も、元々あった屈折点は真っ直ぐにせず少し残してやる。それからは右と大きく違うところで、屈折点のRは右手親指の先の方で曲げていきます。また、この時は右と同じ様に少し多めに落込み角を付けていきます。

 

左側のモダン曲げ手順4 左側のモダン曲げ手順5 左側のモダン曲げ手順6

右モダンは親指で屈折点の角度を「カクッ」と曲げましたが、左は人差し指になります。屈折点より少し端に重心を移動するように動かし、親指をテコの様にしながら「カクッ」を付けていきます。
（余談ですが私はクラシックギターをしますので右手の爪が伸びています。変な趣味はありません）


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