遠近両用メガネ
遠近両用メガネ
遠近両用メガネ
遠近両用メガネとは、一枚のレンズで、遠くと近くの違う度数の入っているレンズを使用しているメガネです。
種類は、大きく分けて2種類あります。
バイフォーカルレンズ
二重焦点レンズで、通称バイフォーカルと呼ばれています。
一枚のレンズの中に、半円形の様な形をした老眼部分があります。
その他には、完全に上下半分のEXタイプや丸タイプのクリップTOP型などがあります。
長所
- 遠用、近用と、ハッキリ分かれているので、揺れやゆがみを(ほとんど)感じません。
- 多くの場合は、老眼部分の大きさが長さ25~28mmと、かなり広い近用視野があるので、遠くの物がハッキリ見えて、遠用に度数が入らない人には、老眼鏡代わりに使えます。
- 短所
- なんと云っても見た目が、いかにも二重焦点を使っていますと見える。(見た目が悪い)
- 中間距離(特に1m~50cmぐらい)の度数が無いので、パソコンなどは苦手。
累進レンズ
さかい目の無い遠近両用レンズ
現在は、この累進レンズが遠近両用のほとんどで、度数は、遠用から近用までだんだんと変化しているレンズです。
代名詞として、バリラックス(ニコンエシロール)が有名です。
遠用部分から近用部分までの距離は11~14mmが一般的ですが、中には9mm程度の短めのタイプもあります。
遠用の広いタイプ、近用の広いタイプなど、レンズのメーカー・種類によって特徴がありますので、お使いになる人の御希望の合わせてチョイスします。
長所
- だんだんに度数が変化するので、中間距離も良く見える部分がある。
- さかい目が無いので、遠近両用であることが他人から見てわかり難い。
- 短所
- 中間部分、近用部分は、それほど広い面積ではないので、ほどほど近くから中間距離は使えるが、長時間の近業作業には向いていない。
- 価格が、バイフォーカルよりもいくぶん高め。